こんにちはゲストさん
「美容院に行ったら想定以上に短くなってしまった」「ショートにする勇気はないけど興味はある」。そんな時にもとの髪型を変えることなく、気軽にヘアスタイルの変化を楽しむことができるのがウィッグです。ウィッグといっても人工毛や人毛といったようにさまざまな種類があり、素材によってお手入れの方法も異なります。今回は、ウィッグの種類や、シャンプー方法などについてご紹介します。
[ウィッグの洗い方]
人工毛の場合
1.ウィッグ全体をブラッシングする
2.洗面器に水を張ってウィッグ専用シャンプーを溶かす
3.ウィッグを押し洗いする
4.水気を切ったらウィッグスタンドを使って自然乾燥をする
人毛・ミックス毛の場合
1.ウィッグ全体をブラッシングする
2.洗面器に水を張って市販のシャンプーを溶かす
3.押し洗いが終わったらぬるま湯ですすぎ洗いをする
4.タオルドライ後にトリートメントをつけて自然乾燥をする
ウィッグをシャンプーする際の注意点
・ドライヤーの使用は避ける
・自然乾燥時はウィッグスタンドを使う
・ブラッシングは毛先から行う
正しいシャンプー方法を理解してウィッグを長持ちさせよう!
ウィッグは、人工毛、人毛、ミックス毛の3種類に分けられ、それぞれ見た目やスタイリングの方法に特徴があります。ここでは、それぞれのウィッグの特徴についてご紹介します。
人工毛のウィッグは、ポリエステル、アクリル、ポリアミドなどの化学繊維から作られています。人工毛はウィッグを着けていることを感じないほど軽く、耐久性があるため、ウィッグ初心者でも簡単に扱うことができるでしょう。しかし、化学繊維を使っている分、静電気に弱いため、ブラッシングをする際は注意が必要です。
人毛のウィッグは、人の髪の毛を使っているため、地毛に見間違えるほど見た目が自然といった特徴があります。化学繊維を使用していないため、肌が弱い人も使用することができますが、ヘアアイロンやカラーなどによって枝毛ができやすいため、定期的にトリートメントやヘアオイルを使ったお手入れが必須に。
ミックス毛のウィッグは、人工毛と人毛がミックスされたものです。人工毛の軽さと人毛の馴染みやすさといった両者のメリットを兼ね備えています。しかし、2種類の毛がミックスされている分、長く使用していると傷みによる色褪せの進行具合にバラつきが出てしまうことも。
ウィッグを洗う頻度は、使用回数や環境によって異なりますが、常時使用している場合は1週間に1回を目安にすると良いでしょう。ここでは、ウィッグの洗い方について素材別にご紹介します。
人工毛のウィッグをシャンプーする場合、市販のシャンプーではなく、ウィッグ専用のシャンプーを使うことで毛質がパサパサになってしまうのを防ぐことが可能です。人工毛のウィッグをシャンプーする手順についてご紹介します。
シャンプーをする前にウィッグ全体を丁寧にブラッシングしてホコリやゴミを取り除きます。人工毛は化学繊維を使用しているため、ブラッシング時に静電気が立ちやすい特徴が。静電気が発生してしまうのを防ぐために、静電気防止コームを使うと良いでしょう。
洗面器にぬるま湯を張ってウィッグ専用シャンプーを5~10プッシュ程度溶かしましょう。シャンプー時に熱湯を使うとウィッグの色落ちや痛みの原因となってしまうため、30~40度程度のぬるま湯を使ってください。シャンプーの量はウィッグの毛量や長さに合わせて調節してください。シャンプーがぬるま湯に混ざったら、ウィッグ全体を漬け込みます。
ウィッグ全体に水を馴染ませたら押し洗いをします。水が汚れてきたら入れ替え、水が濁らなくなるまで押し洗いを続けましょう。片手でウィッグを持ちながら、毛先から順に頭頂部まで押し洗いをすると、ウィッグの毛同士が絡みにくくなるため、おすすめです。
ウィッグの毛先を擦り合わせないように注意しながら、頭頂部から毛先まで水気を切っていきます。水気がある程度切れたら、タオルでウィッグを包んで優しく水分を取っていきましょう。全体的を軽くブラッシングしたら、ウィッグスタンドにウィッグを掛けて自然乾燥させます。
人毛・ミックス毛のウィッグの場合、人毛と人工毛のどちらの特性も考慮する必要があります。例えば、人毛は複数人の髪を集めて作られているため、一つのウィッグであってもパーツによって髪質が異なることも。人工毛をシャンプーする際よりもさまざまな点に注意して扱う必要があります。
ウィッグを水で濡らす前に、しっかりブラッシングをして絡まったホコリを落としましょう。シャンプー前のブラッシングでホコリを落とすことで、シャンプーで髪が絡まりにくく泡立ちが良くなるメリットがあります。
洗面器に30~40度程度のぬるま湯を張ります。人工毛と同様、ウィッグをシャンプーする際に熱湯を使うと、色落ちや痛みの原因となるため避けてください。シャンプーを5プッシュ程度ぬるま湯に溶かしたら準備完了です。人毛やミックス毛のウィッグは人毛を用いているため、市販のシャンプーやリンスを使用しても問題ありません。
ウィッグの前頭部分を持ち、上から下に向かってウィッグ全体をぬるま湯にくぐらせてください。ウィッグに水が馴染んだら、洗面器の水が汚れで濁らなくなるまで押し洗いを続けましょう。最後にぬるま湯ですすぎ洗いをしたらシャンプーは完了です。
濡れたウィッグをタオルで包んで水気を取りましょう。この時に、濡れた状態で使える市販のトリートメントをウィッグに使うと、乾いた際のうねりや癖を抑える効果があるためおすすめです。全体的に軽くブラッシングをしたら、ウィッグスタンドにウィッグを掛けて自然乾燥させましょう。
前項では、ウィッグのシャンプー方法について人工毛と人毛・ミックス毛に分けてご紹介しました。ウィッグをシャンプーする際の注意点には一体どのようなことがあるのでしょうか。
素材に関わらず、濡れたウィッグにドライヤーの熱風をあてると髪が痛むだけではなく、変形やうねりの原因になってしまうことも。自然乾燥が望ましいですが、急ぎで乾かす必要がある場合は、ドライヤーの冷風で乾かしてください。ただし、耐熱ファイバーを利用したウィッグであれば180度まで耐えることができるため、ドライヤーの熱風を使用することができます。
ウィッグを乾かす際に「ウィッグ台」と「ウィッグスタンド」のいずれかを使用するのが一般的です。しかし、ウィッグ台は発泡スチロールなどで出来ているため、ウィッグを被せた際に安定感がありますが、通気性が悪くウィッグが乾きにくいことに加え、嫌なニオイが残ってしまうことも。
一方で、ウィッグスタンドは、ウィッグを支えるための骨組みだけで構成されているため、通気性が良く乾かしやすいといったメリットがあります。ウィッグを自然乾燥する際はウィッグスタンドを使用することをおすすめします。
シャンプー前にウィッグをブラッシングすることで、ホコリや汚れ、絡まりなどを取り除くことができるメリットがありますが、やり方に注意しないと抜け毛の原因になってしまいます。
いきなり根元からブラッシングをすると、力が加わりやすくなり、毛を傷めたり、絡まった毛が抜けやすくなってしまうため、毛先からブラッシングをして絡まりを取り除き、髪の真ん中、そして根元と順番に行うことが大切です。
今回はウィッグの特徴や正しいシャンプー方法についてご紹介しました。販売されているウィッグの主な種類は、化学繊維を使用した人工毛、人の髪の毛を使用した人毛、人工毛と人毛が混ざったミックス毛の3種類で、素材によって性質が異なるため、それぞれの特徴に合った正しいシャンプー方法を理解しておくことが大切です。正しいシャンプー方法で、ウィッグを長持ちさせましょう。
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